日記

1933

岡本太郎作「顔のグラス」が入荷しました。
岡本太郎作「顔のグラス」初期型1976年(キリンシーグラム)です。キリン・ウイスキー・シーグラムの 「グラスの底に顔があっても良いじゃないか」のCMで有名なグラス。岡本太郎が当時芸術評論家などから「景品を作るのは芸術の安売り」だと叩かれ、しかし裏腹に大衆では話題になり人気に後押しされ1977年にデザインを変え再発しました。これは貴重な初期の「黒い太陽(太陽の塔の後ろの顔)」デザインです。
セイコー・ダイバー150M植村直巳モデルが入荷しました。
1970年代のセイコー・ダイバー150M植村直巳モデルです。 マッキンリーに消えた冒険家、植村直巳。彼が北極圏犬ぞり旅行で使用したのは、セイコー・ダイバーズのこのモデルであった。そもそも彼とセイコー・ダイバーズとの出会いは、1970年日本山岳会エベレスト遠征にさかのぼる。このとき登山隊はセイコー・ダイバー150mを採用。植村氏もこれを使用して登頂した。もっとも彼が犬ぞり行の際、最初に腕に付けていたのは外国製防水モデル。凍傷を恐れていた彼は金属製ブレスレットを革ストラップに交換していたが、あまりに激しい振動のため切れ、ポケットに入れていたところ油が固まり止まってしまう。やがて補給地点に取材にきていた旧知に記者のこのモデルと交換。それで残りの旅を乗り切ったのだという。
ビリケン様が犬を飼っていました。
ビリケン様が犬を飼っていた事実が判明いたしました。同じ年代の石膏像は有名ですがまさか犬がいたととは思いもよりませんでした。また名前が「ハッピー」なのも幸せな感じでビリケンさんらしいですね。