大正頃・精工舎・丸型・振り子時計・手巻式(セコンドインジケーター付・電池式・クォーツ改造)が仕上がりました。

大正頃・精工舎・丸型・振り子時計・手巻式(セコンドインジケーター付・電池式・クォーツ改造)が仕上がりました。
大正頃の古時計の精工舎・丸型・振り子時計・手巻式(セコンドインジケーター付・電池式・クォーツ改造)です。精工舎は現セイコー・服部時計店の製造部門事業部「精工舎」として1892年創立されました。丸時計では王道とも言うべき精工舎で、その中でも最初期型と思われる紙製文字盤です。ボディーは焦げ茶色のケヤキ木で長年愛でられた良い色艶が出ています。元々は6時位置の丸い小窓は振り子と連動して小型の振り子がセコンドインジケーターとして動く仕組みで、それをオリジナルと同じセコンドインジケーターとして動く様に致しました。本来この時計は8日毎にゼンマイを巻く機械ですが、電池で静かで正確に動くクォーツ(月差20秒以内)に交換しておりますので安心してお使い頂けます。チクタク音及び時打ち機能(鐘の音)はありませんのでとても静かです。約1年間は電池交換不要で動き非常に使い易いです。ムーブメント交換に伴い、違うデザインの物に変えられやすい針を加工し使用しております。針の中心部分の金具も忠実に再現いたしました。新しいムーブメントに合わせてオリジナルの部品を加工し直し、ほぼ全ての部品を元の位置に取り付けたので、外観で変化したのはムーブメントが変わっただけの完璧な仕上がりです。